【簿記3級】#1 簿記の扉を開こう!~基礎から理解~

簿記3級
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めたん先生
めたん先生

皆さん、こんにちは!簿記の世界へようこそ! めたん先生です。

簿記の学習を始めるにあたって、まずは簿記とは何か、どんなことを学ぶのか、その全体像を掴んでいきましょう。

この講義では、以下の5つのテーマについてお話します。

  1. 簿記とは何か:簿記の目的や、それが社会でどのように役立っているのかを学びます。
  2. 簿記で勉強すること:財務諸表の作成という大きな目標に向けて、具体的にどのようなことを学んでいくのかを理解します。
  3. 簿記の基礎知識:簿記の用語や考え方など、基本的な知識を身につけます。
  4. 借方と貸方:簿記独特の考え方である「借方」と「貸方」について学びます。
  5. 簿記の用語:簿記でよく使われる専門用語を理解します。

簿記とは何か

ずんだもん
ずんだもん

簿記って、一体何のことなのだ?難しそうな響きなのだ…。

めたん先生
めたん先生

簿記は、会社の活動を記録して、財務諸表を作成するための方法のことですよ。財務諸表は、会社の成績表のようなもので、会社の状態を分かりやすく数字で表したものなんです。

つむぎ
つむぎ

なるほどね。財務諸表って、会社の通信簿みたいなものなんだ。成績が良いと、投資家や銀行から信頼されるってことかな?

簿記で勉強すること(簿記の目的)

簿記を学ぶ目的は、財務諸表を作成することです。財務諸表は、会社の成績表であり、会社の財産の状態(お金をいくら持っているか、借金はいくらあるかなど)や、儲けの状況(1年間でどれくらい儲かったか)を示すものです。

財務諸表は、会社の利害関係者にとって重要な情報源となります。

  • 投資家は、投資先を選ぶ際の判断材料として利用します。
  • 銀行は、融資の可否や金利を決定する際の判断材料として利用します。
  • 取引先は、取引の継続や条件を決める際の判断材料として利用します。

簿記の基礎知識

簿記は帳簿記入の略

簿記とは、「帳簿記入」を省略した言葉です。帳簿とは、会社の取引を記録するためのノートのようなものです。

簿記の主語は「当社」

簿記では、記録の主語は常に「当社」、つまり「自分の会社」となります。

借方と貸方

つむぎ
つむぎ

借方と貸方って、よく聞くけど、どういう意味があるのかな?

めたん先生
めたん先生

借方と貸方は、簿記独特の考え方で、全ての取引を左と右に分けて記録します。帳簿も財務諸表も、全てこの借方と貸方に分かれています。例えば、資産が増加した場合は借方に、減少した場合は貸方に記入します。

ずんだもん
ずんだもん

左右に分けるなんて、ちょっと変わってるのだ。なんでそんなことをするのだ?

めたん先生
めたん先生

左右に分けることで、取引の内容を分かりやすく整理できるからなんですよ。例えば、現金が増えたのか減ったのか、借金が増えたのか減ったのか、といったことが一目でわかるようになります。

借方と貸方の覚え方

「借」をひらがなで書くと「かり」、左側を指しています。

「貸」をひらがなで書くと「かし」、右側を指しています。

簿記の用語

ずんだもん
ずんだもん

簿記には、難しい言葉がたくさん出てくるのだ…。ボクには覚えられないかもしれないのだ…。

めたん先生
めたん先生

心配しないでください、ずんだもんさん。簿記の用語は、最初は難しく感じるかもしれませんが、一つ一つ意味を理解していけば大丈夫です。例えば、出資とは、株主からお金をもらうこと、得意先とは、商品を販売するお客さんのことです。

つむぎ
つむぎ

用語を覚えるコツとかあるのかな?

めたん先生
めたん先生

そうですね、つむぎさん。簿記の用語は、実際に問題を解いたり、取引を記録していく中で自然と覚えていくことが多いです。もし分からない用語が出てきたら、その都度調べて、意味を理解するようにしましょう。そうすれば、いつの間にかたくさんの用語をマスターできますよ。

まとめ

今回は、簿記の基礎を学びました。

  1. 簿記は、財務諸表を作成するための手法です。
  2. 財務諸表は、貸借対照表損益計算書の2種類があり、それぞれ会社の財産の状態儲けの状況を表します。
  3. 簿記では、全ての取引を借方貸方に分けて記録します。
  4. 簿記には専門用語が多くありますが、実際に使っていく中で自然と覚えていくことができます。

簿記は、一見難しそうに見えますが、基本をしっかり理解すれば、誰でもマスターできます。これから一緒に、簿記の世界を探求していきましょう!

つむぎ
つむぎ

簿記の基礎、バッチリ理解できたよ! 早く実践的な内容も学びたいな。

ずんだもん
ずんだもん

ボクも、もっと難しい問題に挑戦したいのだ! いつか、先生みたいに難しい言葉もスラスラ使えるようになりたいのだ!

めたん先生
めたん先生

二人とも、やる気があって素晴らしいですね! 次回からは、具体的な取引について学んでいきます。簿記の世界は奥が深いですが、一緒に楽しみながら学んでいきましょう! 何か質問があれば、いつでも聞いてくださいね。たとえ話も交えながら… 例えば、簿記の学習は、宝探しのようなものかな。最初は地図(簿記の知識)を見ながら、少しずつ宝(財務諸表作成能力)に近づいていくんです。途中で難しい謎解き(複雑な取引)もあるかもしれませんが、諦めずに一緒に乗り越えましょう!

つむぎ
つむぎ

宝探しの例えは、まあ分かるけど… 先生、その宝、もしかして全部ずんだ餅になっちゃう系?

ずんだもん
ずんだもん

それはそれで嬉しいのだ! ボクも、宝探し頑張るのだ!

めたん先生
めたん先生

… えっと、そうですね、宝は財務諸表作成能力なので、ずんだ餅にはなりませんが…。とにかく、これからも一緒に頑張りましょう!

学んだ内容を要約してみましょう

また、記憶を定着させるために、学習内容をご自身の言葉で要約しTwitter等に投稿してみましょう。

Twitterで投稿するには約90文字に要約する必要があり、重要論点のアウトプットを行うことでより記憶に残りやすくなります。

めたん先生
めたん先生

要約ついでにこのサイトも紹介してくれると嬉しいな!

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